ケーススタディ| メンテナンス | 固着したアクリル塗料の迅速で安全な除去に成功

ST200とトレント500のケーススタディ

顧客情報

こちらは、水性塗料の原料として広く用いられるアクリル系ポリマーの生産に特化した化学プラントのお客様の事例です。こちらでは、生産工程における品質と安全性の高い基準を満たすため、効率的な洗浄メソッドが求められていました。

課題

第一の課題は、固着したアクリル樹脂を安全で効率的に除去する方法を見つけることでした。具体的な課題は以下の通りです：

• 苛性ソーダを用いる従来の方法と比較して、排水量を削減すること
• ポンプハウジングやバルブなどの複雑な部品に付着した残渣を、より簡単に除去すること

問題の概要

2か月にわたる操業停止を伴うメンテナンスの間、固着したアクリル樹脂の除去には多大な時間と人手が必要でした。30%の苛性ソーダ水溶液に部品を3日間浸漬する従来の方法は、下記の様々な問題を有していました：

• 安全上の問題 : 高濃度の苛性ソーダの水溶液は危険で、追加の安全策が必要
• 排水基準の問題 :この工場は厳しい排水基準のもとにあり、基準を超過した場合は多大なコストが発生

ソリューションの実行

私たちは、NCHのパーツ洗浄機であるST200およびトレント500の導入を提案しました。これにより、大きな変革をもたらすことができました。

• 洗浄時間の削減 : 洗浄にかかる時間は、3日間から5時間に削減
• 安全性の向上 : 危険な苛性ソーダの使用をなくし、安全上のリスクを低減
• コストの削減 : 人件費の削減、薬品廃棄量の削減により大幅なコスト削減を実現

結論

効率的で安全性の高い新しい洗浄プロセスの導入により、お客様はダウンタイムを削減し、効率的な操業を実現できました。

詳しくは今すぐ、NCHにお問い合わせください。 https://www.nchasia.com/ja-jp/contact-us/