問題
農業で用いられる機械には、様々な給脂箇所があります。農業の現場は水や泥にさらされ、高荷重がかかる箇所も多いため、市販のグリースでは油膜が維持できず、頻繁な給脂や部品交換が必要となることがあります。北海道東部の中標津町で農業を営むNCHのお客様も、以前は液肥散布用作業機のジョイントに市販のグリースを使用しており、頻繁な給脂と部品交換を必要としていました。
結果
私たちは、給脂の手間やグリース使用量の削減に貢献するグリースとしてプリマルーブを提案しました。その結果は以下の通りです。:
- 以前は3日に1回給脂する必要があったのに対し、2週間に1回程度の給脂で十分に
- グリースの使用本数が年換算で約70本から約15本に
- 年3回のジョイントの交換が不要になり、120万円のコスト削減に貢献
- 給脂作業にかかる時間を大幅に削減
- グリースの使用量削減により、CO2排出量の削減にも貢献
プリマルーブの優れた潤滑性能により、給脂量を従来の約1/3以下にまで削減することができました。また、それによりグリースの使用量・グリース購入コスト・給脂にかかる人件費の全てを削減することができました。
さらに、高荷重により年3回の交換を余儀なくされていたジョイント部分については、交換の必要がなくなりました。ジョイント部分は1回の交換で40万円のコストがかかるため、大幅なコスト削減に貢献することができました。
NCHは、最適な潤滑ソリューションを提供することで、お客様の設備保護、コストおよび手間の削減、環境負荷の低減に貢献します。


